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2007年10月

2007/10/27

[DVD] 争覇 越王に仕えた男 DVDBOX 1

Hanrei

訳あって春秋戦国モノを観たくなったので購入して、読書やPC作業中のBGV状態に。
まぁこんなもの観てないで早く旅行記を書き上げるべきなのですが…

で、画像は陳坤演じる范蠡です。ペンの慣らしを兼ねて描いてみたのですが、ドラマの范蠡はもっとかっこいいですよ。いきなり単騎で呉王の本陣に突っ込んで大暴れですから。
アクションシーンも申し分ないので、武侠ファンにも金庸の「越女剣」を思い起こしながら観ていただきたいものです。
ただ、越王が呉王に敗北して臥薪嘗胆という、やや暗い展開から始まるので、軽く楽しめるわけではないのが辛いといえば辛いかも。

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2007/10/22

[VCD] 導火線の萌えどころ

まだ先日の旅行記が書けてません。写真をようやく取り込んで、旅メモ(という名の雑絵日記w)とつき合わせたり、印象に残っている部分から文章にしてみたりしているのですが、何故私にはこんなに時間がありませんか?

と言ってる割には、旅行中に買ってきたVCD「導火線」を観ています。もちろん大陸版なので中国語Only。なのに、私は中国語がさっぱり判りません。なので字幕の漢字解読と雰囲気で観ています。致命的なことに、私は顔で人物を判別できないという欠点があるので、日本語字幕の映画ですら理解するのに苦労するため、言葉が判らなかったり、原作に目を通していなかったりすると、何が起こっているやらもうさっぱり判りません。が、そこはそれ、ドニーさん萌えというパワーで乗り切るわけですよ。
ストーリーは日本での公開を待つことにして(それまで待つのかよ!)、ドニーさんの魅力満載の萌えどころは


大太鼓をやる気なさげに敲くドニーさん

に尽きるでしょう。アクションシーンは前評判どおり、関節技祭り。というか、とにかくドニーさんが大暴れするだけでドキドキです。男たちのドラマを堪能するのは、日本版公開までおあずけです。

それにしても、向こうのVCDはシーンの流れにお構いなくぶった切りますね。この「導火線」も2枚組ですが、突然上巻が終わって「2枚目に続くよ」テロップになります。冒頭のドニーさん出演CMなどでも、一部切れているところがあるのでちと残念。大陸版DVDを再生可能なプレーヤーの入手も考えたほうがいいのかしら。

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2007/10/21

[DR] 第13回崆峒派花架拳交流会のお知らせ

来る11/23(金 祝日)に第13回崆峒派花架拳交流会が行われます。
春に行われる演武会とは違い、現在各教室で崆峒派武術を習っている生徒の皆さんの日ごろの練習の成果を披露する会となっております。興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひおいでくださいませ。

日時:2007年11月23日 金(祝日です) 10:00~12:00(9:30開場)
場所:コズミックスポーツセンター 地下一階 小体育室(高田馬場駅徒歩15分くらい。早稲田大学大久保キャンパスそば)
料金:1000円


詳細についてのチラシをご希望の方は、国際崆峒派武術協会にお問い合わせいただくか、私までお知らせください。

あー私も出るんですが、ねぇ。ことごとく苦手なヤツばかりなんですよねorz

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2007/10/10

[2007 Autumn] 射チョウ周遊伝 蛇足編

お知らせ

無事帰国してます。 まぁ色々あったわけですが、その色々についてはおいおい暇を見つけてblogにUPしますので、しばらくお待ちください。例によって遅筆なので1ヶ月くらいかかるかもしれませんが…


蛇足


※記述予定w

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2007/10/07

[2007 Autumn] 射チョウ周遊伝 第2話 二つの寺

寧波の朝

朝から雨である。台風情報を確認すべくTVをつけたが、あの広い大陸の大雑把過ぎる衛星写真(?)、強風に飛ばされそうになりつつも女性キャスターが必死でレポートしている場所がどこだかわからない映像、観光地のCMが大きく映し出されて各地の天気はテロップですばやく流れていくため瞬きすらできない天気予報と情報として役に立たないものばかり。とりあえず朝食だな。 朝食は、例によって例のごとくバイキング。パンやシリアルという洋風からマントウや粥の中国風まで。味噌汁はないものの、朝から焼きそばや炒飯、肉炒めなどボリュームのあるものも準備されている。もちろん一通り食べてみますが、いつも気に入るのはシンプルなマントウ。場所やホテルによって大きさはまちまちだが、このほんのりと控えめな甘さがおいしい。ついでにお粥に腐乳も入れて、といつもより多く食べております。


天一閣


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本日最初の観光は天一閣。明代のお役人範欽が書籍を収集し、その保存のために立てた邸宅である。こういう人がいるからこそ、焚書坑儒やら幾度もの戦乱に見舞われても書は残り文化が受け継がれていくのだろう。が、ぶっちゃけ程度は低い*1が同じ本オタクとして「蔵書のためにこんな邸宅建てやがって、うらやましいぞこのやろう」なのである。


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庭園には間の抜けた猫のような虎の石像。塀のレリーフには三国志の名場面。自家用の劇場。どれをとっても贅を尽くしている上に、書籍の管理はかなり厳重。この欽ちゃんの書籍への入れ込みっぷりはすごいが、それを凌駕するものがこの天一閣にはあった。それは

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麻雀博物館



いや、瀟洒な庭園を歩き亭を巡り門をくぐるといきなり

1m四方はあるサイコロがどーん
石畳の敷石が麻雀牌
建っている石柱が点棒

ですから驚きますよ。展示されている麻雀牌の中には水滸伝の人物入りのものもあり「あぁトランプの絵柄が水滸伝みたいなものか」と思ったが、岡崎先生の解説によると実はその逆、水滸伝人物カードから麻雀牌のように変化していったらしいのだ。つまり、最初の麻雀は水滸伝トレーディングカードゲームのようなものだったらしい。よく考えるとそれってドラえもんドンジャラみたいなものではないか?つまりドンジャラは麻雀よりも起源に近い形なのかも知れん。とアホな事を考えながら早くも本日の昼食に向かう。朝食を食べ過ぎなければよかった。

天童寺

昼食は石浦假日漁港。店名のとおり昨日の夕食に引き続き海鮮中心。まぁ中華は何食ってもウマーなので問題ない。が、食べ過ぎて太るという落とし穴があるので注意しなければならない。午後もバスに乗って観光だからビールも控えないとね。 食事を終えて再びバスへ。雨は相変わらずだ。このあたりの山すそは竹林に覆われている。生まれ育った田舎もそうだったのでなんだか懐かしく感じる景色だ。

さて天童寺。曹洞宗の開祖道元禅師が修行した寺として日本にもゆかりが深い寺である。中国の寺は黄色を基調とした建物で、僧侶の衣服も黄色が多く、少林寺をはじめとした映画などでなれて入るがやはり違和感がある。タイなどでもお坊さんの衣服は黄色を基調としているし、日本でも高位のお坊さんは黄色系の袈裟だったりするので、日本で見かける黒い袈裟は、仏教全体から見ると少数派なのかもしれない。
落ち着いたたたずまいの建物の中に鎮座ましますのは、金ピカの仏様。しかも太鼓腹だったり満面の笑みだったり。以前にも見たことがあるので予想通りといえばそうなのだが、やはり違和感。でもこんな仏様を拝めばなんだか幸せな気分になれそうだ。

阿育王寺

たしか阿育王と書いて、アショカ王と読むように習った気がします。たしかアショカ王は仏教をかなり優遇した王だったはずだから、寺院の名前になっていてもおかしくはないだろう。 堂内では僧侶や信者の方々のお勤めの最中であった。歌うような節回しの経にあわせて、全員が膝を付いて礼拝しては立つ、を繰り返している。私たちのそばにいた観光客と思しき方々も実は信者のようで、皆膝を折って熱心に祈っている。この神聖な雰囲気になれない私たちは、次のお堂の見学へ。風雨はますます強くなり、中庭の木の枝が折れて飛ばされて驚く。


書を求め街に出よう


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本日の観光は以上の3箇所で終わり。時間もあるので夕食までの間街に出てみようということになった。風雨が強いのが心配だが、大きなショッピングセンターのある天一広場がホテルから近いと聞いて行ってみることにした。希望者は岡崎先生をはじめ10人近い。みんな好きだなw

もちろんショッピングといってもブランドなどではなく、ふつうのスーパーマーケットで面白いものを探したり、書店で武侠モノを探したり、CDショップで武侠モノを探すのが目的である。しかしここのショッピングセンターは広い。広すぎる。書店は小さいものしか見つけられず、巨大なスーパーマーケット(たぶん外資系)に入ってみる。体に悪そうな色のグミキャンディーや甘そうなドリンク、量り売りの米などを見て歩いていると、隅っこにCD+DVDコーナーを見つけた。それほど多くはないが、ワゴンセールをやっている。ワゴンの中には薄っぺらいプラスティックフォルダに入ったDVDがあるのだが、数が多すぎて全部見ていたら夕食に間に合わない。棚に古龍原作ドラマのDVDBOXを見つけたが、リージョンが違うDVDを再生する環境がないので諦めた。VCDなら即買いなんですが。

スーパーを出ると大雨。しばらく待っていれば小降りになるだろうと同行者が主張するので待っていたが止みそうにない。諦めて傘が役に立たない土砂降りの中をホテルに戻る。しかしこんな雨でも現地の人は普通に買い物してるのね。

あ、写真は雨宿り中に見つけたファストフード「真功夫」。キャラクターがブルース・リーっぽいのだが、そうなんだよね。やっぱり。


夕食


この雨なので、夕食はホテルの中のレストラン。きれいに折られた布ナプキンはあるし、なんだか今までのレストランの中で一番高級そうだ。食事は海鮮中心だが、やや辛目の味付けのものが多い。麻婆豆腐も山椒の味がきいた本格的なもので、いつもよりおいしくいただきました。


寧波スリング


食事後、飲み足りないという岡崎せんs…いや、もっとお話を楽しみたいという皆さんでホテルのバーへ。
といってもバーは雰囲気がちょっと違うようだったのでラウンジへ。ビールに飽きている面々はカクテルを注文。私はロングアイランドアイスティーを。しかし出てきたのはどう見ても何口飲んでも薬っぽいウォッカのような酒を気の抜けたコーラで割ったものでした。なんか違う。いやかなり違う。周囲を見回すと、カクテルはことごとく毒々しい色だったり、何か違うレシピだったり。まぁそれはそれで楽んで飲んでましたが



*1:低いというか違いすぎw


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2007/10/06

[2007 Autumn] 射チョウ周遊伝 第1話 旅の仲間

出立

払暁、とはいえ酒楼からは夜の名残の喧騒が聞こえる。そんな朝の街を足早に通り過ぎる旅装の男女があった。

と武侠小説風に書き出してみました。成田空港での集合時刻が早い時間だったため、NEX1号に乗る必要がありかなり焦っていました。なぜ焦っていたのかといいますと、前日の荷造りに時間がかかっ(て起床も遅れ)たためです。

「前日の仕事を定時であがっておいて何を言う」

と言われそうなので弁解しますと、旅行先の気候が読めないため持参する服装に迷ったからです。

「いや現代はインターネットという便利なものがありますよ。つかそういうサービスをやっているのがあなたの勤務先では?」

ええそうです、そうなんですがこのインターネットで入手できる情報が多いのが曲者で、思いつくまま挙げれば、Yahoo!Japanの世界の天気にYahoo!Chinaの中央気象台提供の情報、香港だとweather.comが提供する情報で台湾まで加えると4種類の情報源があるわけです。しかしこれらの情報がすべて食い違ってバラバラ。杭州の気温を調べたところ最高気温が22度から29度までと幅がある上に、気になる台風情報については、風速も不明だったり「風:4~5級」との表記に「級ってなんじゃい!」と怒ってみたり。

結局「日本の福岡くらいの暑さ(東京よりやや暑い)に傘持参で。寒そうだったら成田の免税店でストールでも買うわ。」ということにして荷造りを終えた頃には日付が変わりそうでした。

侠侶

で当日の朝に戻りますと、焦った割には列車発時刻の15分以上前にはホームに到着。朝食を車内で済ませる頃には成田空港着。交通手段が限られているので、同じ列車の同行者もいるだろうと、トランクに旅行社指定のネームタグをつけキョロキョロワクテカ、ただの不審者か海外旅行初心者です。集合場所付近を見回すと、同じツアーのネームタグをつけた方が数人集まっていらっしゃるのを見つけたので近寄っていくと、

「ああ○○さん。先日はどうも。」
「いえこちらこそ、■■さん。先日の京都の…」

とすっかり知り合い身内モードの会話が。ちょwwwwもしかして我々って部外者?ねぇハブってやつ?いやここで挨拶をして馴染んでおかねば。と恐る恐る声をかける。

「ああああああああの~」

やっぱ不審者。orz
お話を伺うと、武侠関連のサイトやブログでお名前をお見かけしたことがある方がほとんどでした。そういえばイメージどおりだ。*1

今回同行して下さる21世紀旅行社の添乗員Mさんも合流して点呼をとると、今回の主役である岡崎先生がまだ到着されてないとのこと。空港も混んできている*2ので先に手続きを済ませて搭乗口へ。

杭州直行だから小さいなぁと飛行機を眺めていると神光臨。あの岡崎先生が我々の目の前に。うおぉぉぉぉぉ、遅れてすみませんなんてそんなことないっスよ、全然待ってません。いやマジっす憧れの先生と一緒に武侠の聖地に行けるなんてマジ最高イヤァァァァアアアッホォォォォウ!!!!!!(本当は騒いでません)。

機内

今回のキャリアはJAL*3。杭州直行便なので機内は2×3×2とこじんまりしていますが、エコノミー特有の窮屈さは感じません。国内キャリアらしくサービスも丁寧なので安心。機内食には熱々の白米のおにぎり(具はなし)が付いていてありがたい。気分を盛り上げるため*4金城武主演の「傷だらけの男たち」を鑑賞しつつ食しました。鑑賞後時間が余ったので、映画メニューを見ていたら「天行者」先行公開とあったので観ることに。導入シーン後のタイトルロール、出演者に狄龍の文字が。なんですとー。これは観なければ!と意気込む私の耳に割って入る無常な機長 「当機はまもなく杭州蕭山国際空港に到着…」 えぇい黙れ。私と狄龍様の出会いを邪魔すんな。これを観ずして機を降りれるか。*5という願いも空しく、一行を乗せた飛行機は、無事に杭州蕭山国際空港に着陸したのでした。

杭州

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上海などの大都市の空港と違い、杭州蕭山国際空港は地方空港。前に行った事のある大連周水子空港と似た雰囲気。国内では福岡よりやや小規模な感じだろうか。そして予想より暑い。空港内の案内板やアナウンスが中国に来たと実感させる。荷物をピックアップした後に現地のガイドさんと合流しバスへ。ガイドさんとバスは、今回のツアー中ずっと同行してくださるそうだ。バスは中国でよく見る、バックミラーが触覚のようなタイプ*6。ツアー総勢16名には大きすぎるような気がするが、そこは中国。ほら、リクライニングが壊れてるとかあるから席は多目のほうが何かと便利だから、というわけでもなさそうですがゆったりできるのは有難い。別便でいらした方とバスで合流し、まずは最初の目的地「河姆渡遺跡」へと出発です。

中国の運転マナーは日本に比べると荒い、ように見える。クラクションの使用頻度も高くてうるさい。しかしよくよく観察してみると、クラクションを鳴らすのは「追い越しますよ」の合図なのだ。鳴らされた方は(たいていの場合)追い越しやすいように速度を幾分緩める。歩行者やバイクに対しても同様に「こっちが優先で通るから気をつけろ」とクラクションを鳴らす。全車がクラクションを鳴らして優先権を主張していても、なんだか何とかなってしまう。なんだか不思議なルールだが、こういうルールに慣れきっていないと呼吸をはずして事故ってしまいそうだ。多分私には無理だな。渋滞にはまったときに思いました。で、その渋滞の原因は横転したトラック。過積載かスピード超過か判りませんが派手に数車線を塞いでの横転。事故でものんびりしたもので、渋滞で我慢しきれないのかオッサン路上で立ちション中。その事故現場に向かうのか、公安の車が…パンクなのか後輪がほぼホイールのみの状態で走行(しようとして走れず徐行)中。脇を追い越していく豚満載のトラック。ああ中国に来たんだなと実感する。

河姆渡遺跡

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途中降り出した雨の中、バスは田舎道を快走、するわけもないのが中国ですよ。舗装?なにそれ?な道が当たり前なんだろうと思っていたら、迷ってましたバス…。「河姆渡遺跡→」の看板に従っても、気が付けば砂利道どころか前進できないように岩を並べて塞いでありますが。運転手のテクニックで袋小路を脱出し、ガイドの尽力で地元民情報をゲット、文字通りの紆余曲折を経ての河姆渡遺跡到着です。

河姆渡遺跡は新石器時代の遺跡。ここで見つかった稲を鑑定した結果稲作の起源が従来の説よりも早いことが判った、とかなんとか旅行予習用に読んでいた本に書いてあったような…。新石器時代と言われて私が思い出すのは縄文人のような毛皮と石槍と無骨な土器なのだが、展示を見るとかなり繊細な文化を持っていたことが判った。材料は木や骨、石などだが、繊細な文様を刻まれた石器や骨器、洗練された形状の土器と専用のカマド、子供たちが遊んだのであろうおもちゃの数々。このツアーに参加しなければ、ここに来るどころかこの遺跡の事を知ることもなかっただろう。
と優等生風な感想を書いてみましたが、実は私の河姆渡遺跡の印象は「遅れてきたすっぽん」です。なんじゃそりゃ。

寧波の夜

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遺跡博物館内で蚊に刺された腕を掻きながら、我々は再びバスに乗り今夜の宿のある寧波へ向かった。寧波はなじみのない街だが、実は日本とは深いかかわりがある港町。遣唐使がたどり着く港であり、道元が学んだ寺があり、服飾産業が盛んな街である。今着ているmade in chinaの服も、この寧波で作られたものかもしれないのだ。しかし日本ではあまり名前を知られていない街なので、訪れる人は服飾ビジネスがらみか仏教関係者だそうだ。バスから街並みを眺めると大きくライトアップされたビルや橋が目立つ。今回宿泊するのは寧波中信国際大酒店。繁華街に近いが河1本隔てて建つ4星のホテルだ。部屋もなかなか清潔で広く、ライティングテーブルにはPC用の電源コンセントだけでなくLAN用の情報コンセントまでが備わっている。ところどころに表示された日本語の間違い具合もご愛嬌。このクラスのホテルで日本語表示がアリだと、コンセントも日本のものが使えることが多いがここもそう。ドライヤーも備え付けられているので、日本から持参した変換機などは出す必要もなさそうだ。

夕食は市内の城市陽光大酒店。港町の寧波らしく海鮮料理が主体です。名物は太刀魚に寧波団子など。太刀魚は、日本では塩焼きしか食べたことがないのだが、中華の手にかかるとどんな料理になるのか楽しみです*7

岡崎先生の乾杯の音頭で食事の開始。きれいに盛り付けられた料理はどれも美味。中華料理だと、あんなに苦手な海老や蟹が食えるのは何故だろう、しかもいつもはこんなに大量にかつ複数の料理を食べることは稀なのにお腹に収まってしまうのは何故だろう。中国のビールは色もアルコール度数も薄目なので普段よりも多く飲んでも大丈夫だし。落ち着いたところで、ツアーで同行する皆さんの自己紹介タイム。
中国旅行が趣味という上品な老婦人や、中国映画の好きな男性、もちろん武侠小説大好きな方に、その頂点たる幇会幇主。徳間書店で武侠小説を担当されている方が女性*8なのを意外に思ったりしつつ自分の番。

「武侠小説が好きで、とある中国武術に入門して…」

あれ?なんか、引かれてる?もしかして武侠小説が好きでも武術までやる人っていないの?つかやりたくなるよね?ふつー。小説に影響受けやすいアホですみませんorz。入門といっても正式な弟子入りではないし、駅前のカルチャースクールレベルなんで逃げないでください。と自己紹介終わり。そんなこんなで和やかに一日目の夕食は終わりました。

食事後にホテルに戻ってからは遅いので、ホテルの周囲をぐるりと散歩するだけにした。河沿いには公園があり、周囲のビルはライトアップというには豪華すぎるネオンが輝き、橋も同様にライトアップされている。公園には、会話しているだけなのだろうがけんかしているようにしか見えないカップルや、カップルじゃないだろうが万が一カップルだったら…と考えてしまうオッサン2人組などがそれぞれに時を過ごしている。小雨降ってますけど。
そんなこんなでツアー第一日目は終わるのでした。

ああ、長くなりすぎるので、2日目以降はさっくり短く流します。

*1:八雲さんは何故か水滸伝の宋江のイメージがありました。もちろん李志清版で。

*2:手続き後に見ると三連休初日のためカウンターに長蛇の列ができていました。

*3:国内海外ともANAが多いので、実は初めてです。

*4:少なくともハリーポッターよりは盛り上がる。

*5:往復とも同じ月なので機内メニューも同じだと気が付けよ。

*6:私は「カタツムリバス」と呼んでます。国内でも2回ほど見かけましたが、中国のバスは殆どこれ。

*7:だがこの日のメニューに太刀魚はなかったような。白身魚は多かったけど。

*8:かつ美人。金庸先生対策、じゃなですよね…

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