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2010/05/17

[movie+DVD] 観て来た三行

映画観ておきながら、感想も書かないのは文才がないので仕方がないが、あまりにblogを放置しすぎるのもよろしくないのでまとめていきます。
『三行』と言いながら3行以上書いてるとか、『観てきた』と言いながら自宅でDVD(BD)鑑賞も含んでいるとか、そういう細けぇことはいいんだよ。と許して下さいすいません。

スナイパー(原題:神鎗手 2009 香港)

みんなのアニキ任賢齊(リッチー・レン)、ライバル役に黄暁明(ホアン・シャオミン)、スカウトしてきた期待の新人陳冠希(エディソン・チャン)という布陣で描かれる、香港警察特殊(狙撃)部隊を舞台にした男の汗と筋肉と硝煙が薫る映画。

人望厚い任賢齊と狙撃の天才黄暁明のライバル対決という設定ですが、彼らの人となりを描こうとしてそれぞれの家族や恋人を出したものの消化不足。中途半端なエピソードになってしまっているのが残念だ。
最後のライバル対決も『狙撃』という素材を生かしたものでなく、ただの銃撃戦になってしまっているのが惜しい。
的確フォローが素敵な、任賢齊の部下役の林保怡(ボウイ・ラム)の演技が素晴らしい。

陳冠希主演という事で話題にしたかったのだろうけど『あのスキャンダル事件の』というコピーはちょっとなぁ…。


冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(原題:復仇 2009 フランス・香港)

上映後の一致した意見『杜琪峰(ジョニー・トー)、ほんまにアホやろ!(最大の褒め言葉的な意味で)

杜琪峰の作品は判りやすい、と思う。月夜のバーベキュー場での銃撃戦、あれなどはまさにそうだ。「誰が撃って、誰がやられているのか判らない」と混乱する必要はない。『月明かりを頼りに』『男たち4人と3人が』『弾を受け、弾を撃つ』『暗闇の大混戦』が判ればいい、それだけのことだ。それだけのことが過不足なく描かれ、観客に正しく伝わる。なんと素晴らしい監督であろうか。
しかし『記憶を失った男に、復讐など意味があるのだろうか』それに対する答えは難しい。「ある」とも「ない」とも言える。しかし記憶を失った男にでさえ、友情は、繋がりは、約束はとても大切なものなのだ。だからこそジョニー・アリディ扮するコステロは見知らぬ街をさまようのだ。

しかし任達華(サイモン・ヤム)の演技は素晴らしい。成金趣味の服を着てうれしそうに銃撃戦を眺める彼の眼は異常。こんな演技ができるのは任達華だけだ。そういや「俺の代わりに殺されろ」とばかりに盾にされた男性、『エレクション 死の報復』でも酷い目に会っていたような…。

今回、林家棟(ラム・カートン)に惹かれてしまった。「犬のような男性に惹かれます」と言ってもなかなか判ってもらえないのだが。つまりこの手の映画で『仲間内で運転手を引き受ける』『煙草の回し喫み順番が最後』というポジションを演じてハマっている役者を好きになるようです。個人的には張家輝(ニック・チョン)が同じカテゴリに入ります。


エレクション 死の報復 (原題:黒社會 以和為貴 2006 香港)

DVD鑑賞。

冒頭の洪門会の儀式の描写で「辮髪天国や~」とワクワクしながら観はじめた。
今回の中心人物は古天樂(ルイス・クー)。黒社会から足を洗いまっとうな道を最も夢見た男が、ひとたび黒社会のトップに成らねばと思い立ったら、他のヤクザがその非道さに吐いてしまうほどの非道行為。しかしそうまでして得たものは、黒社会にいない限りその夢を全うできないという皮肉な結末だった。
この結末をどう見るか。「大陸はしたたかだね」の一言で片づけるのも躊躇するほど現実は残酷なものである。

ここでも任達華の演技が光ります。こんな素晴らしい殺されっぷりを演じられるのはヤム兄貴だけ!!
張家輝も素晴らしい。ヤム兄貴の忠実なヒットマンとして活躍する忠犬・張家輝。ヤム兄貴亡きあとに差しのべられた救いの手を振り払って、彼はまた街中の野良犬に戻っていくのである。やばい、カッコよすぎるよ張家輝。


証人(日本未公開 2008 香港)

DVD鑑賞。香港版鑑賞のためストーリーを理解できていない可能性があります。

先にあげた『スナイパー』監督の作品であり、我らが張家輝主演作。世間一般的には、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)主演作だろうが、私にとっては張家輝が主役である。まぁ異論は認める。
ニコツェーのドニー譲りの野獣刑事演技のせいで、なんとなく現実味が薄れている気がするが、細けぇことはいいんだよ!
隻眼の張家輝が、何故かニコツェーをターミネーターばりに追い詰めていく。これが怖い。真・三国無双で瀕死の時に呂布に追いかけられている時以上に怖い。ここまで張家輝を駆り立てるものは何なのか。それが明かされるときに、この作品の脚本の素晴らしさを感じました。『スナイパー』だけでなくこちらも是非公開してほしい。

さて、もっとネタバレすると、ニコツェーに弾丸を腹に食らおうが、誘拐監禁されようが、土砂に山に埋もれようが、それでも生きている香港の幼女こそ最強であるっ!!
(後で内容紹介読んだら、最初に弾丸食らった幼女と、後で誘拐される幼女は別人らしい。すいません。)


インビジブル・ターゲット(男兒本色 2007 香港)

DVD鑑賞。(某ネットショップで注文したら香港版BlurayDiskが無料で付いてきた。)

この作品で野獣刑事は2名。謝霆鋒と余文楽(ショーン・ユー)である。もちろん『龍虎門』のおかげでドニー直伝の野獣っぷりである。余文楽の林雪(ラム・シュ)への傍若無人と言ったらもう…。
それに比べると房祖明(ジェイシー・チェン)は空気…などではなく、人の良いしかし融通が利かない真面目なお巡りさんを好演している。彼はアクションはともかくこういう役どころの方が当たってるのではなかろうか。
彼ら野獣刑事×2名+お巡りさん×1名が、総がかりでも倒せない相手、それが呉京(ウー・ジン)、笑顔無双が最強に凶悪である。屋根から落ちようが、ガラスを砕こうがひるまない、そんな呉京さんまじパねぇっす。
主演の3名が、受けた傷に薬を塗ろうと上半身裸でキャッキャウフフしているシーンが萌えどころであるが、ちょっと狙いすぎ?


おわりに


これを書いている間にプレイヤーで流していた『スリ(文雀)』が終わってしまった。また観直さねば。
あれこんなところに『ベルベット・レイン』や『暗花』のDVD、いつの間に買ったんだ。
そして今『黒白道』で警官の制服を着た張家輝に身もだえ中。

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